ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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ルパン三世 Green vs Red 38

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峰不二子の介抱によって復活したヤスオは、情報を集めるため銭形警部に変装し、警視庁にもぐり込みました。
元祖ルパン三世同様、銭形警部への変装は、ルパンのお手の物です。
ローガンの遺品が見つかり、情報が解析されれば、ホンモノの銭形警部は間違いなくナイトホークス社に乗り込むはず。
ナイトホークス社こそ、ヤスオの狙うアイスキューブのありかです。
セキュリティーが徹底している同社への侵入には、緻密な計画を練ってあらゆる可能性を検討して、裏の裏を読んでベストの状態で臨む。
それこそが、ルパン三世の手口。
そしてそういうルパン三世のやり方そのものに、ヤスオはいつのまにか自然とたどり着いてしまっていたのでした。
そんな折りです。
片山刑事の部下の三上刑事に、ユキコが銭形警部への取材を懇請してました。
ユキコの必死の様相を見た、銭形に変装したヤスオは、ユキコの表情の中に特別な思いを見出します。
ヤスオは訊きます。
どう言い逃れをしようと、ルパンは犯罪者だ。
そんな人間を、愛することが出来るか?と。
ユキコの戸惑い。
そして導き出された結論は、犯罪者を愛することは出来ない、法によって裁かれねばならないものだ、というユキコのコトバでした。
ヤスオはその結論を呑み込みます。
「..わかりました」と。
ユキコの不安とヤスオの諦めがそこにありました。
これが、ヤスオとユキコの別れとなったことを、ユキコ自身が知るのは、このずっとあとのこととなるのですが...