ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

ルパン三世 Green vs Red 37

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不安に駆られるユキコは警視庁の対策本部を訪れます。
取材に託つけて、ルパン三世にもっとも詳しい男、銭形警部に彼のことを尋ねたかったのです。
三上刑事に断られながらも執拗に銭形警部への取材をせがむユキコに、通りがかった銭形警部自身が「かまわんよ」と声をかけてきました。
5分だけ、と断られた時間の中、ユキコはルパンのその正体を訊こうと必死です。
 
ルパン三世という名前自体、ほんとうかどうかわかったもんじゃない」
「つまり、ルパンというのは、みんながつくった幻想だと..」
「どうでしょうかな。ただひとつたしかなことは、ルパン三世が犯罪者であると言うことです。」
「どんなに言い逃れをしようと、それだけは間違いない」
「でも..」
「愛せますかな?あなたは、ルパンを」「どうです?」
 
「いえ、犯罪者はきちんと、法の裁きを..」
「そうですな..」
「警部、ルパンをつかまえてください、そして早くその正体を暴いてください..」
「..わかりました」
 
多忙の中、銭形警部は去っていきました。
「ルパンを..愛する..か」
そのとき、ユキコの目の前を、たったいま去ったはずの銭形警部が再び通りすぎて行くのです。
当惑するユキコ。
それじゃ、さっき私が話していたあのひとは、誰?