ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

テルマエ・ロマエ

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マンガの連載時から独特なものを感じながら楽しませてもらっていた「テルマエ・ロマエ」ですが、アニメ化を経ていよいよ映画になってしまいました。
イタリアの映画祭では大絶賛だったとのことで、またまた「世界の阿部ちゃん」化は拡大中ということのようです。
原作のヤマザキマリさんがイタリアへお嫁に行ったときのマンガも読ませていただきましたが、日本の文化とイタリアの文化の違いはおもしろかったです。
異文化への挑戦は体力勝負、といったトコロでしょうか(笑)。
他国とおおきく関わることは、理解をひろげていく経験の陶冶(とうや)ですが、映画においてはビジネス上のシェア拡大にほかなりません。
ジージャーはまず、タイから韓国までは足をのばしています。
もっと言えば、意図して日本を巻き込もうとしたデビュー作の設定こそ、ピンゲーオ監督による日本へのラブコールだったのでしょう。
この点で損をしてしまったのは、タイ映画の文化と日本のメジャーな流れとの繋がりが実に弱かったという事実に負けてしまったということです。
プロモーションが弱すぎるのですね。
お笑いやマンガとのコラボレーションでも、あの時点でのベストだったのだとは思うのですが、ここらへんかやっぱり「マーケティング」の欠如というところだとも思うのですね。
ジージャーを欲する層は、どんな市場だったのか?
今からでも遅くありません、よくリサーチしてみるべきことだと思います。
まだまだいろんな方法があったのではないかと察しますが、ここまでがどうであれジージャーによる「チョコレート・ファイター」プロジェクトは、実はまだまだ進行中の計画です。
巻き返せます。
なにより、阿部寛さんはもうお風呂あがりでスタンバイ済みですし。
彼のネームバリューだけでも、もはや巨大な武器なのですから。