ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

何れ、遥けき国のことども (前編)

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ジージャー・ヤーニン・ウィサミタナン、25歳。タイの映画女優
最新出演作は「レイジング・フェニックス」。現在、日本公開予定は未定。
1996年バンコク・ユース・テコンドー大会にて金メダルを受賞。
父親を亡くした高校生のとき、バンナー・リットグライ監督の映画オーディションを受け、その際にプロデューサーのプラッチャー・ピンゲーオ監督に見出され、映画「チョコレート・ファイター」主演の抜擢を受ける。
その間、トレーニングに4年、撮影に2年という長大な時間をかけての作品制作期間が設けられた。
同作は全世界的には2009年からの公開となり、映像の中のジージャーのその驚異的身体能力は、現在アジア諸国や北米においても急速に評価が高まりつつある。
既出のタイでは大ブームを巻き起こした。
初主演の同作の役柄では日本人とタイ人の混血という役で、少女期の本人の容姿が日本人風であることがピンゲーオ監督から指摘された。
そのピンゲーオ監督との繋がりは深く、今後の彼女の出演作品においても影響の大きな存在となって行くことが窺われる。
なお、初演の「チョコレート・ファイター」については続編企画が打ち上げられているが、彼女の次回作はそれとは異なる作品となる見込みの報が現在成されている。

これが、ジージャーのすべて。
わたしたち一般の日本人が知る、彼女のすべてでしょう。
アジアの隅の隅で彼女を応援する声は、当然のことながら彼女に届くはずもないのですが、それでも彼女を応援したくなるのは彼女の人柄に魅了されるところが大きいからです。
でも私たちが知り語るジージャーは、その実は十代の影を引きずる少女の頃の彼女の印象についてのみでしょう。
2010年の彼女の容姿も、彼女の思いも、容易に伝わってくることはないのです。
そしてこれは当のジージャーにとっても同じこと。
世界は彼女の「いま」を無視し続けて彼女を語ります。
これは、たとえば自分の身に置き換えてみたらどうでしょうか?
辛くはありませんか?