ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

「The KICK」のこと 2

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知るかぎりでは「The KICK」、いまだに日本への配給の予定を聞きません。
ヴィジュアルの露出や映像は、インターネットでずいぶん早い時期から何度もお目にかかっているのですが、国内のどの話題ともリンクして来ていないように思います。
タイ映画としての「ジャッカレン」が日本においてそれほど注目を浴びながらの展開となり得ないであろうことは、ともあれ、想像に難くないところではあります。
「日本人が期待し意識する一般的なタイ映画」というのは、指折り数作しか、もっとハッキリ言えばトニー・ジャー作品くらいしか見当たらないというのが事実だからです。
しかしそれは言い替えれば「トニー・ジャー作品だけは期待されている」という意味、ひいてはピンゲーオ監督作品には期待している、という意味でもあります。
これに対して現在の韓国作品の日本への立ち位置はずいぶん異なります。
注目の的でしょう。
その現状にあって「The KICK」の顕在性の低さが物語るのがなんなのか、ここまでを以てすべてを計ることは憚りますが、 まあ、熱が低いということなのでしょうか。
実際に作品のトレーラーを見てみると、個人的にはいつも残念な気持ちになるのも事実なのです。
ジージャーが映えていないのですね。
アクションもキレがぜんぜん感じられない。
本編が未明ですので、これだけですべてを語るのは避けます。
ただ、コマーシャルというのは作品の顔です。
その看板において、これほど精彩を欠く描かれ方というのも、ファンとしてはどうにも苦しいのですね。
まあまだ期待を捨てているわけではありません。
ただこの作品においてはジージャーは添え物です。
ジージャーのフィルモグラフィーの「10作の中のひとつ」にカウントされうる作品なのかどうか、本編を見られる機会を待ちたいとおもいます。