第一期活動のまとめ 1
正式デビュー前の出演作品などの活動を除けば、ジージャーのフィルモ・グラフィーはわかりやすいものです。
「チョコレート・ファイター」
「レイジング・フェニックス(チョコレート・ソルジャー)」
「ジャッカレン(This Girl is BAD ASS!!)」
この三作が彼女の主演です。
このほかに助演、客演として公開予定の「トム・ヤム・クン２」と「THE KICK(チョコレート・バトラー)」の２作があります。
ジージャーの演技はこの５作で観ることが出来ます。
都合、ジージャーという女優を知るための作品として５作品が揃ったことになりますが、２００８年のデビュー作公開からここまでで５年目です。
そしてジージャーはいま、２８歳。
わたしたち日本のファンにはまだ、トム・ヤム・クン２はおろか、ジャッカレンさえ正式には案内されていない状況ですが、まずは「楽しみ」にして間違いないところでしょう。
実際にそれぞれの作品、具体的にはトム・ヤム・クン２の公開という段に至るのは、日本では来年のことになるのではないでしょうか。
いずれにせよ、ここまでが、ジージャー・ヤーニンの第一期となります。
トム・ヤム・クン２を観ていない現在、彼女を代表する作品は間違いなく映画「チョコレート・ファイター」です。
個人的には「ジャッカレン」は、ジージャーを紹介するためのもうひとつの代表作として十分な完成度をもっていると思っています。
ある意味では、少女としてジージャーが取り上げられる最後の主演作品が、この「ジャッカレン」なのではないかなあとも思うところです。
フィルムの中の女優は歳をとりません。
フィルムの中に込められた想いというものは、それだけで「すべて」なのです。
ここまでに刻まれてきたフィルムの中のジージャーは、良くも悪くも、もう二度と戻ることの出来ない場所にいる存在だということになるのです。
で、そう考えてみると、切なくもあるのですが、同時に、あるちょっとしたとんでもない想像にも思い至ってしまうのです。
つまり、チョコレート・ファイター２のことなのですが．．この作品、このまま行ってしまうと、次のゼンって、ほんとにジージャーが演じるのかな?ということなのですね．．
