ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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異世界スーサイド・スクワッド

2024年に放映された作品、『異世界スーサイド・スクワッド』は、DCの映画スーサイド・スクワッドのメンバーが異世界に赴き活躍する、日本が制作した新作アニメです。

で、見ての通りなのですが、ハーレイのキャラの下敷きは、この世代でマーゴット・ロビーによって確立されたビジュアル、性格に準じています。

この作品での特筆、世界的にウケたのは、エンディングで、冷酷無比で容赦ないあのアマンダ・ウォーラーが踊る姿で、これこそまあ、アニメにしか、日本にしか作れないものだと爆笑で迎えられました。

映像作品では昨今、差別への過剰な敏感さから、是非もないような批判で、言い捨ての稚拙な理屈を持ち出す(正義の味方)も多く、当たり前のことも通じなくなってる感があります。

そんな中で、毎回の視聴を可能とするエンディングでコレをやらかした同作のアプローチ、なかなかユニークだったかと思います。

それでも、わたしがもろ手を挙げて評価しない理由は、まずはこの作品のストーリーの弱さ、そしてなにより、後半に至るほど劣化していく作画が原因です。

日本のアニメ作品を評価して、素晴らしい、出来がいいとする声、多いですが、わたしはそれ、見誤りだし、大ウソだと思ってます。

この作品に限りません、あとで具体的に列挙しますが、どんなにコンセプトやスクリプトが優れていても、始まってしまうと泥の船のように、沈んでいくままの作画劣化に見舞われるのが、このアニメという業界の常であり、そうならなかった鋭意の作画による他作品にけん引され、総まとめ的に、ね、日本のアニメはいいよね、をねだるのは、反吐が出るほど不快なことですし、これ以上、見過ごすこともできません。

昨今、もっとも酷かったのは、やっぱり『グレンダイザーU』です。

子供だましにすらなりません、真摯な反省を求めたいです。