ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

「踊る大捜査線」のころ

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踊る大捜査線を見終わっていつも感じるのは、仲間とか組織とかということです。
そう気付いてみると、実に15年間もの長いあいだ、自分は「組織や仲間」ということに悩み続けていたのだということになります。
何に悩んでいたのかといえば、大げさなのですが「そこに命をかけられるか」ということについてです。
もし「天命」というものがあり、自分が何をするために生まれてきたかを特定できるのだとすれば、そんなスゴいことはないでしょう。
でも、ことわたしの場合はカンタンにそのこたえは導き出せます、それは神主さんです。
だからもし生まれてきた意義を成せ、といわれるのならば、そういう道を歩んでいけばよかったのです。
そういう機会にも覚えもあります。
まあ、フツーに神社のあととりでもないかぎり、あんまりあり得ないはずなんですが(笑)。
でも、神主さんにはなりませんでした。
次点の占いの先生という、ほとんど特殊技能といえるような身についた「術」もシゴトにしていません。
サラリーマンやってます。
おおよそ、組織や仲間に命をかけるのとはカンケイのない天命をもって生まれたわたしですが、どうにもその問題にどっぷりハマって久しいのです。
人生がもし、貸借対照表に沿って出来ていて、ソレと向き合うことが「真摯に生きる」という姿勢なのだとしたら、わたしのなんと真摯なことでしょう(笑)。
欠けてることを埋めて行こうとしてるのですから。
「財務3表一体分析法」の著者の國貞克則先生が言います。
「携わり続けたコンプレックスもまた、それを熟知しているという意味においてそのひとの強みだ」と。
そうなのかもしれませんね、悩んだ分だけ「組織や仲間」ということについて、わたしはわたしなりに意見をしっかりともっていますし。
ともあれ、そういうことに悩んだ15年でしたが、おそらくこれで終わりになります。
踊る大捜査線」が終わるからなのです(笑)。
でもね、ほんとうにそういうものなのです。
ずいぶんこの作品とシンクロして生きてきましたが、長かったですね、楽しかったです。
ありがとう。