ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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川江美奈子さん

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一青窈さんの音楽の素晴らしさは、ご本人の作詩と唄の上手さに加えて、武部聡志さんとの出会いによるところが大きいのだなあ、と、よく感じることがあります。
でもこれは、ふたりの両方に感じるところ。
武部さんはもちろん、プロデューサーとして素晴らしい才能の持ち主だと思うのですが、「アーティスト・一青窈」との出会いで、その才能を相互に熟成させ、かつイキイキと開花させているという風にも感じるのです。
「さよならありがとう」という唄があります。
このうたはレコーディング・バージョンよりも、コンサートでの武部聡志さんのピアノによるバージョンの方が圧倒的に美しく響いていました。
もともと武部聡志さんの作曲によるステキなうたなのですが、ライブでの一青窈さんとの息のあったやりとりによる1曲の仕上がりが、まさに珠玉の出来なのです。
綴り終えた歌詞と、仕上げ終えた楽曲に、さらなるあらたな美しさを吹き込むほどの熱。
このふたりのコラボレーションには、互いをたかめあう、信頼という不思議な魔法が掛け合っているような空気さえ感じるのですね。
ライブ活動の成功が、この事実を裏付けているといえるでしょう。
特に去年から今年にかけての、この両人の活躍には目を見張るものがありました。
実はこの時期、このコラボレーションには、もうひとつ、大きな軸が加わり、その完成度をより一層高めて行ったという流れがあります。
具体的には、「つないで手」と「受け入れて」、そして「ただいま」の3つの曲の存在です。
とてもすばらしい曲のたくさんある一青窈さですが、近々の曲の中でも、この3つの曲の美しさは群をぬいていると思うのです。
そしてこの3曲には、ある共通点が存在します。
それは、これらがすべて、川江美奈子さんの作曲によるものだということです。
川江さんはご自身もシンガーソングライターとして活躍される方で、現在37歳のベテランですが、ソロとしては04年と遅いデビューになりました。
そのデビュー曲「願い唄」は、一青窈さんのうたのようにこころに染みるステキな一曲です。
提供曲のセルフカバーとして、ご自身でも「つないで手」を唄われていますが、この曲を収録したアルバム「letters」では、彼女がさまざまなアーティスへ提供した名曲の数々を聴くことが出来ます。
こういった素晴らしい才能を持つひとびとのバックアップのもと、一青窈さんは、わたしたちに素晴らしい音楽を発信し続けてくれているワケです。
こまかなコトをいうと、私個人は「ささやき並木」といううたが好きなのですが、調べるとこれも川江さんの作曲でした。
不思議にウレしかったりします(笑)。