ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

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亡くなられた方々への追悼の意を深く持ち、生活を考えることは大事。
でもテレビ番組の格好のネタとしてのキーワード「震災」に振り回されてはダメ。
誰かが「反対」と言っていればどうにかなるさ、ということを取り上げて、それではダメです、みんなで声を、とメディアに言われることすら、もはやトラップです。
もうすでにみんなのチカラは十分集まったでしょ、その結果を見たじゃないですか。
政治は動きましたか?
いま、東電のしていることは、あの日の愚かさの償いに相当していますか?
テレビも新聞も、自分たちのネタになる日までは東北のいまのほんとうを報じることはありません。おそらく、税金の問題が佳境に入るころ開放されることでしょう。
こういうことを、マスメディアは何十年もやって来ているのです。
昔、枯葉剤の問題を誤魔化すためにクジラを護ろうというハナシをすり替えで持ち出した大統領がいました(そののちにウォーターゲート事件で失脚しましたが)。
メディアは権力の擁護者です。
いずれも言われてしまえば単純な仕組みです。
しかし、 誰かに知らされる日までこの繋がりを信じられずに「まさか」と言い続けるたわたしたちがいたのは事実なのです。
わたしたちはこんなにも騙されやすいのです。
チェルノブイリのときのNHKや自民党の対応を、どうしてみんな忘れて許してしまったのですか?
その結果が「いま」なのですよ。
もし、ほんとうに哀悼の意を持ち合わせるのなら、なによりも今日はテレビをこそ消すべきでしょうね。