ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

BIG SLEEP

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わたしたちにとってもジージャーにとっても、多くのサプライズが待っていた2012年でした。
その2012年もあと数日で終わりです。
世界中で気象の異常がおきてます。
経済も、人間も、変わりだしています。
メディアに語られたり新聞に書かれたり、あるいはなにか被害でもこうむらないと、わたしたちはなかなかそれを認めません。
でも、確実に世界は変わり始めてますね。
映画という世界にも、この影響は及び始めています。
厳しい未来がくるかもしれない。
でも、だからこそ「映画」をはじめとした「想像の導き役」の役割は大きくなるのだとも思うのです。
どんなに経済が絶望的な状況に陥り、混乱の現実を招いたとしても、その現実を打開し、輝く未来をたぐりよせるチカラの源は、いつも「人間のこころのなか」にしかないのです。
その「人間のこころ」の行方を育んでいくものは、すぐれた「道しるべ」の仕事です。
こうなろう、挫けず進んでいこう、難局に屈しないで輝く未来を呼び寄せよう、ひとを愛することをあきらめないで信じていこうと導くのは、いつも「すぐれた道標」の役のになうところがおときいのです。
物語りや、物語りを演じることにはこの使命が宿ります。
たとえば金八先生にあこがれて、現実にそういう先生になりたい、というひとたちが生まれてきたり、青島刑事に共感して、正義をまもる刑事になりたいというひとたちが出てきたりするのですね。
職業だけではありません。
生活や都市や経済構造の成り立ちだっていっしょです。
こんな未来を描きたいとおもった夢の実現が、現実の種にひそみ、ただ漠然と歪むだけのはずの世界に「希望」を交えているのです。
いつの時代も「一途で真摯な思い」の背中を見せるものは、ひとびとの「道しるべ」なのです。
タイのあの子が、あまた存在するアクション俳優と一線を画すのは、この「真摯さ」のゆえなのでしょう。
おそらく、おおくのひとがジージャーの演じるチカラのそのエネルギーに、何かしら一途で真摯なすがたを見出すのでしょう。
具体的にはそれは、映画「チョコレート・ファイター」において成されたものです。
その「チョコレート・ファイター」の続編が、いずれおとずれる未来に用意されているという事実は、わたしたちにとってのひとつの「希望の光」ではないでしょうか。
いまはともかく、ジージャーの羽を休めた日々が充実したものであることを祈るばかりです。
いつかまた、強く羽ばたく日がおとずれるのを信じて、2013年のジージャーを見守っていきたいとおもうのです。