ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

拳児2 第一巻

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このブログではたびたび、藤原先生の作品を取り上げさせていただいてますが、それら先生の作品群の中でもコアと呼べる位置づけを担うシリーズの最新作「拳児2」の第一巻が発売です(続行を期待してあえて、コレを第1巻としますね)。

物語の素晴らしさの点において、あるいは格闘技を描くあまたある作品の中でもあきらかに最上級のもののひとつとして揺るぐことのない本作ですが、その背景には、シリーズ原案の松田先生の存在がおおきく影響を及ぼしていることは否めないとおもうのです。

松田隆智先生のことをご存じないかたは、可能でしたらぜひ、この機会に、故人の足跡をなぞってみられると良いとおもいます、いやぁ、スゴいのなんの!

で、これらを合わせ受け止めてもあまりある傑作の本作ですが、わたしはこの作品を、ジージャーと絡めて考えてみたいと、以前から思っていました。

ほかでもありません、わたしの受け止めたジージャーへの最初の、鮮烈なその思いこそ「スゲぇ!!」だったからです。

ここらへん、色濃く重なるのですよね。

この思い、どうか映像に昇華してほしい、ということと、日本に住むわたしたちがタイのジージャーへの応援の糧として、より明確に定義し伝えうるモノってなんだろう、と、思い立つと、それってやっぱり、日本がほこる優れてオリジナルなコンテンツの数々であり、それを精査して紹介することに尽きるのではないかなあ、という思いがいりまじり、10年の歳月を費やすにいたっているワケですね。

こういう、拳児のような骨太で本気かつ驚愕の物語、映像になるにせよ、やはり俳優をおのずと選んでしまうだけの重厚さを備えるものですから、そういう意味でも、実に、ジージャーにふさわしいのですけどね。

ともあれ、もっと軽快に、でもやっぱり深く真摯に、と視点をかえたとして浮かぶのも、やっぱり藤原先生の「ジーザス 砂塵航路」だったり、そこらへんなのですが、ジージャー、そうした期待にかなう、数少ない女優のひとりだと思うのですけど、みなさんはどう思うのでしょうね。