「つまらぬもの、だとは思わぬが..」
「明日を、未来を、破壊することなど誰にも許されることではないのだ..」
武装ヘリの中で拉致されていた五右衛門が復活。
簡単に傭兵の制圧は終了です。
それでもなお、躊躇する五右衛門に対し次元は言います。
「五右衛門よ、いくつか聞き手てえことがあるんだが、オメェいつなんでコイツに捕まったんだ」
「不覚でござった。勝鬨橋でヘリ事斬るつもりだったのだが..」
次元と五右衛門によって取り押さえられたナイトホークス社の傭兵の顔は、ルパンのそれでした。
ルパンに成ろうとしたもの、ルパンのようであろうとしたものを五右衛門は斬れなかったのだと言います。
しかし、次元は突き放すのです。
「おうおう、優しいねえ。痛え目みたほうがいいのさ。どうあがいても、他人のふんどしじゃ相撲はとれねぇんだからなあ。」