ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

ルパン三世 Green vs Red 24

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ヤスオからの予告状を受け、狼狽するローガン。
「事の重大さがわかっているのか!?」
ダースベイダーのようなボイスチェンジャーを介して、情報の漏洩の責任を問いただすローガンに対し、ナイトホークス社の日下部は言います。
「ご心配には及びませんよ、ローガンさん。わが社においてはアイスキューブの秘密を知るものがおれば容赦なく死んでもらう事になっております。」
そしてこう続けるのです。
「たとえ、あなたでもね。」と。
その瞬間、ローガンの乗る自家用ジェットの機関部は爆発、飛行機には火の手がまわります。
失墜して行く飛行機の中、ローガン夫人は本能的に我が身を呈して、「ローガン自身」の脱出を助けるのです。
しかしその助けられる肉体は、あきらかに子供のそれなのです。
ローガン夫人を突き動かし、我が身を差し置いて間髪入れない救命の行動に走らせたもの。
それは夫への愛ではなく、その実は、わが子への愛情だったのではないでしょうか。
美しさの中に凄まじい形相を浮かべて、ローガン夫人はひとつの命を見送るのです。
空に散った母の犠牲の命。
そしてテレビからは、ローガン自家用機爆発の報を伝えるユキコの姿。
「航空機はそのまま東京湾へ墜落しました。現在、事故と事件両面での捜査がすすめられています。」
軍産複合体の象徴でもあるローガン氏は、死の商人としても悪名高き人物であり、この爆破もテロ組織の犯行ではと推測されています。」
テレビを見ていたヤスオは思わずつぶやくのです。
「うわ、めんどうくせぇことになったぞ..」
ユキコの報せるニュースを眺めながら、グリーン軒のオヤジは続けます。
「テロ、テロって、ほんと、頻繁に起こすヤツはいるもんだな。そのうち、ここいらだって、そらぁ抜き差しならねぇ大事件にでも巻き込まれてよぉ..」
「ああ、抜き差しって言やぁアレか、ヤスオ、オメェもアレか、あ~のおっぱいちゃんと抜くの差すのって、頻繁に..あれ?..居ねえのかよ..」
オヤジのぼやきを尻目に、もうヤスオの姿はありませんでした。