ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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少林少女 3

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「少林少女」の撮影が終了し、けっこう時間が経ったあとのこと。
映画の公開プロモーション活動の一環で、柴咲コウさんは実際に中国の河南省少林寺を訪れています。
この様子は映画公開当時、特番で放送されていました。
「少林少女」の番宣特番は2つありましたが、この番組は後半に公開になったもので、映画の劇場公開がはじまってからのものだったと記憶しています。
コウさんが中国に到着し、実際に少林寺を訪れます。
映画のイメージとは大きくことなり、少林寺は武術を中心とした総合学科マンモス校で、高いレベルの人材育成を目指す教育機関です。
その学科の中にはもちろん拳法の練習も含まれています。
番組では、実際にひとりの女子学生に随行し、少林寺のカリキュラムや勉強の様子をコウさんが取材していました。
昔、まだリー・リンチェイと呼ばれたころのジェット・リーが演じた映画に「少林寺」という作品がありました。
そのころこの映画の広告の中には、全国から少林寺に入るため家出する子供が続出、というのがありました(笑)。
そのころにせよもちろん、少林寺は学校であって、武術の猛者が集った荒れ寺ではなかったでしょう。
「少林少女」ではとりあえず少林寺は学校というところからスタートはしますが、卒業する凛を送り出すのは麿赤児さん扮する高僧たちです。
つまり、そもそもこの映画はこういう「スタンス」の作品であって、先にも述べましたようにエンターティメントを求めたものなのです。
チャウ・シンチー監督の「少林サッカー」のイメージやキャラクターまで踏襲したまま、楽しくおもしろく見れればよいワケですね。
それでも、各スタッフがこの映画に向けた情熱は、ピンゲーオ監督たちが「チョコレート・ファイター」に傾注したのと変わらない熱いものです。
だから、柴咲コウさんの演じた凛が魅力的に映るのでしょうね。
本広監督の映画としては、来年「踊る大捜査線ザ・ムービー3」が待たれるところです。
来年の大きな楽しみのひとつです。
それまでにも、柴咲コウさんはきっと、たくさんの映画やドラマに出演されることでしょう。
コウさん、頑張って!