ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

フィルムの中のジージャー 1

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どちらか一方に行けるタイムマシンがあるとするなら、あなたが行きたいのは過去でしょうか、未来でしょうか。
答えは様々でしょうね。
ただ、自分自身の「現在」を軸として考えるときには誰しも、未来には可能性を、過去には懐かしさを見出し求めることだと思います。
映画「チョコレート・ファイター」は、その撮影に多くの歳月をかけてしまったため、主演のジージャー自身から見てももうずいぶん昔のもの、つまり「過去の作品」ということがいえるのですが、わたしたちからすると、どうにもそういう印象に映りません。
この原因はもちろん、日本での「チョコレート・ファイター」のプロモーションが、DVDの発売を含めて「今年のこと」だからです。
個人的には、ジージャーの容姿を追いかけて眺め、現在のジージャーに年齢相応の人格や魅力を見出すのですが、これは多くの日本人の中の例外でしょう
オトナのジージャーをイメージ出来るヒトは、いまのところ、日本人では稀な例と言わざるを得ません。
ジージャーの最新作は映画「レイジング・フェニックス」ということになるのですが、この作品の本国DVD発売と「チョコレート・ファイター」の撮影開始(ジージャー初出)の頃との時間的距離は、実に5年超です。
この歳月は、ひとりの少女を大人の女性へと変貌させるのには実に十分なものでした。
いまのジージャーは、テレビのバラエティーなどでもその持ち前の明るいキャラクターで大活躍なのですが、なんといっても大スターなのです。
それなりに風格も感じられますし、知的で活動的で、実に人気があるのです。
築いてきた過去に執着することなく、常に次の新しい試みを厭わないジージャーですが、そんな彼女でさえ、「過去の自分」を新たに演じ直すということだけは不可能です。
もちろん、ジージャーにとってそんなことは必要ないのですが、ファンとしては何気にその「過去のジージャー・ヤーニン」にも用があったりします。
フィルムの中に刻まれた記録は、もう「変えること」は出来ないものであることは事実なのですが、実はその変えられない事実の中に、まだまだ未発掘の魅力溢れるジージャー・ヤーニンが潜んでいるのです。
映画「チョコレート・ファイター」には、カットされた重要シーンがずいぶんたくさん存在していますが、これらはすべて、二度と戻らない少女時代のジージャーの重要な記録だとも言えます。
それらを交えるなら、映画「チョコレート・ファイター」は本来、現在の評価視点で語れるよりはほんの少しばかり深い内容を持つ映画でもあります。
ここらへんは実際、意図があり整理されたものではあるのですが、ここでは、もしもという可能性を想定しながら、今一度、映画「チョコレート・ファイタースペシャル・エディションの可能性について掘り下げてみたいと思うのです。