ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

スターとしてのジージャー

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このブログをご覧になられる方は、大前提として映画「チョコレート・ファイター」をご存じのことと思います。
では、この映画の功績についてはどのくらいのものだとお考えいただいているでしょうか?
実はこの映画、タイ本国では、公開時あの「レッドクリフ」を超える大ヒット作品だったのです。
この経済効果や認識は、日本の一部のファンが抱くいまのマイナー作品を「自分だけが知ってる傑作」的に暖かい目で擁護するようなものとはかけ離れているのです。
写真のジージャー自身が指さす先に見えるのは、映画「チョコレート・ファイター」の主要幹線道路に掲げられた連続の巨大な看板です。
この作品の公開時期、タイでは最大級のプロモーション展開が成されており、実はずいぶん早いうちに続編構想も語られていました。
当時のジージャーは、次回作(この時点ではレイジング・フェニックスではなくチョコレート・ファイター2のことでした)は今作よりもさらに激しいものにしたいので頑張りますと語っていました。
レイジング・フェニックスの成否については、これからの各位の評価を待ちましょう。
ただ、それがどうであれ、いまやタイではジージャーはナンバーワン・アイドルであり、大スターなのです。
その大スターが演じる自閉症の少女の格闘映画の続編ですが、はたしてどのように描かれ、繋がっていくのでしょうか。
映画の世界では、換骨奪胎よろしく、先の作品の成功のエッセンスのみを捉えた「リメイク」にさえ至らない「2匹目のどじょう」を狙う「続編」というものがあまた存在します。
どうかチョコレート・ファイター2が、そういう映画にだけはならないように、ピンゲーオ監督の真摯さやジージャーの人柄の良さにこころを傾けて祈るところです。
ともあれ、ここから先、ジージャーの「影響力」というのは、最低でもタイ本国においては、とてもおおきなものであり、そのジージャーが演じる役柄のメッセージ性というのは、とても大きな意義を持つもの、ということですね。