「チョコレート・ファイター2」を考える 1
もちろん「チョコレート・ファイター2」のことについてです。
まだ製作が開始されてもいない作品ですので、当然ストーリーなどについてはまったくわかりません。
それでも、これから撮影されるという現実を考えると、いくつか状況的に加わる「制限」もあり、想像が容易な部分もあるのです。
たとえば、ジージャーの年齢と自閉症という障害の社会性の問題の掛け合わせや、日本が舞台になるという「縛り」と父親の仕事の絡みなどなど。
ここらへんの設定はどうにも基本ですから、避けてとおれない「事件」をけっこうカンタンに想定できるのです。
つまり、元(?)ヤクザの幹部を父親に持つ、外国育ちの、コミュニケーションが困難で仕事に出ることも難しい、ひとりぼっちのカワイイ年頃の女の子、というスタートポイントは絶対なワケです。
となると、ここらへんから想像を膨らまして行くことは、それなりに容易です。
でもそれはただのトレースです。
もともとの「チョコレート・ファイター」がおもしろかったのですから、当然、その次ぎに続くお話もおもしろくないはずがありません。
当然のことながら「映画」である限りは、ただ凡庸な事実の推移から物語を組み立てたりすることはないでしょうし、センス・オブ・ワンダーなエッセンスを加えて驚くようなお話へと昇華されて行くのはもう必然でしょう。
とっても楽しみにしています。
でも、その映画が披瀝されるまでには、まだずいぶん時間があります。
そこでちょっと、自分ならどんな「チョコレート・ファイター2」を想像出来るか?を、試してみたいと思うのですが．．
