ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

珈琲時光 1

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私がこのブログでとりあげているコトは、アジアの映画とか音楽とか旅行のことですが、流行の韓国ではなく台湾やタイからの文化についてです。
時節的でないうえに、勝手な解釈や観点ばかりで、タメになりません(笑)。
ともあれ、好きでとりあげさせていただいているものばかりなので、綴らせていただいてるほうは楽しいのですが。
で、そういう自分の取り上げているモノの対象をよく見てみると、ある共通点があることに気がつきました。
それは、どれも日本とアジアの文化の折衷がテーマだということです。
映画「チョコレート・ファイター」のジージャーが演じる主人公ゼンは、そもそもタイ人と日本人の混血という設定です。
そして一青窈さんはご存じの通り、現実に日本人のお母さんと台湾人のお父さんとの間に生まれた方です。
そもそも近代の台湾自体が、過去の日本との折衷のような国だと感じます。
何か、そういう「組み合わせ」に、私が惹かれるものの「種」が潜んでいるということなのでしょうか。
今年は九分に2度ほど行ってきました。
ここは映画「非情城市」の舞台です。
この作品には映画「レッドクリフ」で有名になったトニー・レオンが、聾唖者の役で出てきます。
彼が演じる主人公が営む写真館の場所が九分です。
寂れた鉱山あとの街です。
北海道出身の私には、日本の夕張が印象として重なりますが、いまの九分はしっかりと観光地として賑わっていました。
で、この「非情城市」という映画を撮影したのがホウ・シャオシェン監督です。
不思議なことに、この監督はこののち、日本を舞台とした、一青窈さん主演の映画をとることになります。
それが、映画「珈琲時光」です。