ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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フランス

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フランスでは、今年になりようやく「カリオストロの城」が公開となりました。
そろそろ感想が固まりはじめているのですが、おおむね、好評のようですが、それにしてもフランスの方々、損をしてしまいましたね、この日までの時間を。
あるいは、とっておかれた玉手箱をあけるような、そんな期待感を伴っての、満を持した公開に結びついたのであれば、その限りでもありませんが。
ルパンの名を守る著作権の存在が織り成した時間の手品。
それが、フランスという、日本のアニメが大好きだった国に届けたタイムカプセル、2019年のカリオストロの城だったのかもしれませんね。
この影響、ちょっと興味があります。
なぜかというと、世界的な視野から察して、このあとに来る、唯一のふさわしいルパン三世、それは間違いなく「Green VS Red」だからです。
あまたのスペシャル版、残念ながら、まったく世界には通用しないことでしょう。
そうしたなか、唯一、Green VS Redだけが、世界中の納得を得られうる中身をともなっているのです。
おかしなものです。
日本では賛否両論が飛び交い、おおむねの反対派の意見は「意味がわからない」なのですが、カリオストロの城から時を経て、と、つながれば、その先にあって唯一、リアルで意味がつながるのがコレであることは間違いないのですから。
ともあれ、世界がもとめるカタチを容易に想像するなら、ここからのルパン三世は2つの道筋にわかれていくことでしょうね。
そのひとつは、パート4.5というあらたな流れの肯定であり、もうひとつは、マモー、峰不二子という女から連なるRDシリーズです。
どちらにも期待します。
そして、このムーブメントからみなさんが目をそらさないでいてくださることにも大いに期待するものです。