ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

大野雄二先生

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ルパン三世の名をイメージするとき、最初に脳裏を過ぎるのは、やっぱり、あのオープニングテーマのメロディーなのではないでしょうか。
もちろん、1stの大野先生による楽曲はすばらしいですし、なにより独特であることは色褪せるものでもないのですが、こと、その印象を深めるという役割においては、もうひとりの大野先生の、永らくのご活躍の功が大きいとおもいます。
角川映画の黎明期からはじまり、大野雄二先生の意図的な気配りと特別な配慮は、特にその時代ごとの、埋もれた実力者へのチャンスを与え続けていたという点を、わたしは見逃せません。
ジョー山中は、人間の証明のテーマという大野先生からあたえられた楽曲を、その生涯の財産としてもっていくことになりましたが、この例からはじまり、たくさんのアーティトたちがそうした恩恵を被っていくのですが、なかにはボビーさんのように、アタシ、この歌やってたっけ(炎のたからもの)なんて方もいらっしゃるのがおもしろいのですが。
ともあれ、先生、いまだ現役です。先生と同じ時代に触れているいまという時間を、みなさんも一度、先生のてがけられた音楽の歴史をなぞって確かめてみるといいかもしれませんね。
そうしたなかに、そのころの、そのときの自分がいて、いろいろ発見があったりするものですから。