ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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リメイクのシナリオ 1

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勝手にいろいろ想像していきましょう、そういうの大好きですので(笑)。
日本を舞台にした場合の、「チョコレート・ファイター」のリメイク、実はかなり描きやすいかもしれないんですよね。
ゼンの育てられて行く環境、タイ版よりもずっと過酷なものになると思うのです。
自閉症の子を持つシングルマザーの生活。
これが、タイのような、あんなおおきな部屋や、無作為に選んだ子守を引き込んだペースになんて、おさまるはずがないからです。
狭いアパートの一室、隣にうるさがられながら、暑さや騒音や、時間が区切られたせわしい生活に追われて疲弊していくなか、ビデオだけみせられて育つ幼児、という絵は、タイ版以上に実に残酷な側面をもつ絵になることでしょう。
で、次にどこで武術を学び、実践するか。
それはもう、暴力のなか、ということになります。
借金の取り立て、障害者を持つ家庭への偏見、お金がないことがそのまま「守られない」ことに繋がる暮らしのなかから、強くなることを望むようになる。
健常者なら、折れて従う負け犬になることを選ぶ。
でも、障害者であり、知恵遅れだから、あたりまえに、「あらがうこと」を選択していく。
イヤなはなしですが、これが成り立ってしまうのが、いまの日本です。大好きなお母さんが、イヤなやつらにぶたれないために、ですね。
おお、想像が湧き出てくる(笑)。