ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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レッスン!

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2007年のアントニオ・バンデラスの傑作、テイクザリード、邦題「レッスン!」。
問答無用にぐいぐい観るものを惹きつけていく、魅力にあふれる作品でしたね。
アントニオ・バンデラスといえば、近年では「私の生きる肌」での悪役怪演が印象的でしたが、わたし的には彼は、やっぱり「デスペラート」なのですね(笑)。
ちなみにこの映画の主人公のデュレインは実在の人物で、彼の活躍するドキュメンタリー番組がプロデューサーを感動させ、映画化にいたったのだとのこと。
映画はもちろん「物語り」ですから、なかなか都合よくお話を盛り上げてすすむのですが、それでいいと思います。
ヒトを感動させる資質をもつ存在は、ドキュメンタリーを契機としてすら、飛躍の機会を与えられる、というのは良い流れ、良い見本だと思います。
かつて、NHKではジージャーの特集番組が組まれたことがあるのですが、ピックアップのチャンスはそのくらいで、いまだメジャーにとりあげられることがありません。
ただ、クロウト受けはしているようで、業界人から最近は、ジージャーの名前があがることがあるようです。
日本の映画人たちにせよ、彼女のことを素材としてもう一度よく視野に入れ、どう活かしたらどんな絵が生れるかを模索してみるべき時期に来ているのではないでしょうか。
感動を与えられる存在なんて、そうはいないものなのですから。