ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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96時間

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リュック・ベッソン監督の「96時間」。
3作目も製作されているのでヒット作ということなのでしょう。実際、おもしろいです。
ベッソン監督作品では「レオン」がつとに有名ですが、この「96時間」のテンポのよさは「レオン」の上を行ってるかもしれません。
この映画では、父と子の愛と、身に帯びた能力を発露せざるをえなくなる主人公の業がよく描かれています。
ひとくちに「アクション映画」といっても実にさまざまですね。
そういう多様さの渦中に、ジージャーが早く入っていってくれること、すぐれた「物語り」に出会い、その深さのなかで活かされる日がくることを望みます。
何よりもまず、ドラマ、ありき、でしょう。
どんなに素晴らしい資質を持ち合わせていても、それを活かす舞台にめぐまれないままでは、それは宝の持ち腐れというものですから。
ベッソン監督の作品がすべて素晴らしいなんて、ぜんぜん思っていません。
ヒドいのもあるしなあ(笑)。
でも、いろんな可能性をひろげる、という点では、ピンゲーオ監督は彼から多くを学ぶ必然があるようにも思うのです。