ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

映画「マッハ!無限大」

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土日があけて、身の回りで「マッハ!無限大」を劇場でみてきたと言ってきたのは3人。
うち、ふたりはカップルで、男性側がひっぱっての観劇だったとのことですが、おもしろいのは、女性側はジージャーを知っていたのに、当の男性側は実は俳優も配役もよくしらないで、アクション映画だからということで観にいったのだとのこと。
で、ジージャーを知る側の女性側の感想は、この映画、おもしろくなかった、ということですが、その比較対象は「チョコレート・ファイター」でした。
いや、まあ、それにくらべちゃったらね..でも、彼女の言う「おもしろくなかった」は、もうハッキリとストーリーのことなのです。
この映画、当初のプロモーションの文句のなかに「男性しかみない」というのがありましたが、配給側からしてそのくらいの勢いなのでしょう、とにかくアクション!、そういう感じなのでしょう、すいませんが、そんなことばっかりやってたら、やっぱり自滅でしょうね。
わたし個人は映画としての「マッハ!無限大」は、なにはともあれおもしろかったです。
でもそれは、やっぱりアクションが主体として、のこと。
この作品、たしかに「チョコレート・ファイター」とは根本的に違って、人物の成り立ちを描く意識はとっても薄いし、いや、してないワケではないんだけど、そこらへんはやっぱり及第点はあげられません。
しかし、そこに重点をおかないで観られるという点では、それはもうそれ自体が、つまり「魅せてしまうチカラ」自体がスゴいとおもうのです、この点では満点越えてます。
タイのアクション映画を見ている目からすると、この映画、バランスはむしろ良いほうで、映画にとって大切となるエンターティメント性やテンポ、魅力の発露ということからも、傑作です。
ただ、もう、傑作というだけでは、観る側は満足しないようになって来ているということにも、タイ作品、特にアクション映画という分野に携わるひとたちは、いいかげん、気付かないとダメでしょうね。
その意味でも実は、「チョコレート・ファイター」は異例のアクション映画だったのかもしれません。
映画「チョコレート・ファイター」。
「マッハ!無限大」が傑作であるほどに、いまいちど、分析をしてみる必要がある映画のようにおもえてきました。
うーん...