チョコレート・シリーズ
チョコレート・バトラーねえ、うーん、まあ、予想通りではありますよ。
しかしぃ、安直すぎないかなあ?
いちばんイヤなのは、1作目となる名作「チョコレート・ファイター」まで、シリーズ化のせいでべたべたに足を引っ張られてしまうというトコなのです。
いまから「チョコレート・ファイター」に接する機会を得るというヒトも、まだまだたくさんいらっしゃることと思います。
そういうヒトたちが、ジャケットなどから得るシリーズへの感想をもとにしたとき、ジージャーのあの名作を手にとるに至るものでしょうか?
うーん、やっぱりイロものに映るんだろうなあ(笑）。
国内でのこのＤＶＤジャケットのあり方や、キャッチコピーにももともと違和感あったのですが、それでも、まずは世に出たことをこそ評価してきました。
だからといって、そこで生まれた短所とおぼしき点まで引き継いで、ムリヤリにシリーズにしてしまうというのもどうかと思うのですけど．．．
まあ配給元も、もうあとには引けないことでしょうし、とやかくは申しません。
ただ、出来るならば、「チョコレート・ファイター２」のＤＶＤ/ＢＤのリリース後には、同作と１作目の２作品だけは別扱いにしてＢＯＸ化などで分けてほしいとも思うのです。
ひとつには、やっぱり「チョコレート・ファイター」は別格であるという(製作の手のかけられ方やタイでの評価において)点と、再編集版をブルーレイでみたいというキモチが痩せないからですね。
この願い、かなわないものかなあ．．．
