ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

ルパン三世 Green vs Red 52

イメージ 1

次元は回想します。

「アイツがお前にぃ?」
ヤスオから届いた最期の決着の申し出を知り、ヤスオはそんな執着の仕方をする奴だっただろうかと次元は訝しがるのです。

「まぁそうなってるが、ホントのところはわからねえなあ。」
「乗るのか?」
「ま、暇つぶしにな」
「てめぇ、最期の最後までホントのことは言わねえつもりか..」
「フフフ」

次のルパン三世に選ばれたヤスオ。
そこには、あまたの名乗りを上げた若いルパン三世たちの中にあってなお、ヤスオでなければダメだという理由がありました。
そしてその資質と覚悟は試され、ヤスオがルパン三世の後継者へと導かれるプロジェクトは最終章を迎えていたのです。
にもかかわらず、無傷で引退しようとせずにヤスオと雌雄を決する覚悟をするルパン三世
ルパンは言います。

「本当か嘘か、そんなことは興味ねえんだ。オレが確かめてえのはホンモノかどうか、ってこと。そんなトコだ。」

「わからねえ。オメェの言ってるコトはまったくもってチンプンカンプンだ。」
「でもまぁ、見ててやるよ..」
「へっ(笑)。頼むわ。」

次元は惜別の覚悟を決めたのでした。
どこまでも粋でクールな、ルパン三世の変わらない相棒として。