ルパン三世 Green vs Red 40

ナイトホークス社の社長室。銭形警部は日下部社長に詰め寄ります。

「ミサイルの発射に関してはすでに総理にも報告しとっとです。あなたも当然しっとるとでしょ」
「今日はその件で来たんじゃありません、ルパンが何を盗みに来たのか、そいつが知りたくて来たんです。」
「ルパン？はて、そげんもんは知らんですなぁ」
「だが、アイスキューブのことは、知っているはずだ」
「．．どこでそげん情報を」
「回収されたローガン氏のパソコンに残っていたんですよ、ナイトホークス社との通話記録、それにアイスキューブをいただくという、ルパンからの予告状がな」
「教えてもらいましょうか、アイスキューブの正体を！」
「知らんですなあ」
「とぼけるんじゃない、あんたにはローガンのジェット機を爆破したという容疑もかかってるんだ！」

瞬間、銭形に集中する黒たちの銃口。

「こらこらやめんか、絨毯の汚れてしまうじゃなかか」
「警部、あなたも困ったおひとたい。なら、ご案内しますけん」
「特別ですばい」
そして日下部社長はおもむろに、アイスキューブの秘密が待つ奥の間へと、重い腰をあげるのでした。