阿久悠さん
そんな中でも特に印象的だったのはやはり、一青さんが「阿久悠さん」についての思いを語っているものです。
歌謡曲の歌詞と、阿久さんの存在。
今回は、複数の番組でこの点が取り上げられていました。
一青窈さんにとっての、大きな目標であり指針としての阿久悠さんの存在の大きさ。
詩の世界と、自分の担うべき役割と。
大切なテーマです。
本来、アルパム「花蓮街」は、そういう方向でまとめられるべき作品集だったように感じましたが、まだまだ未消化のように思います。
取り上げられたテーマは、なかなか重要な問題だったと感じました。
歌謡曲って、いいですよね。
模索は始まったばかりです。
掲げたテーマを深く掘り下げ、いつか「花蓮街供廚完成することを望みます。
とはいえ、そもそも一青窈さんには、昭和歌謡大全集(はいらんせに収録)という展開が過去にあったのですが、あれはまったく傑作でした。
個人的にはその延長でも良いと思うのです。
そこに、自分の発信するメッセージを織りまぜる。
そういう手法でも十分だと思うのですが、新規な展開を厭わない一青さんですので、ともあれ、活躍を見守って行きたいと思います。
頑張ってください。
