遥けき国のことども
チットラム周辺の道路は占拠されたままですが、これは日本で言えば、銀座のど真ん中あたりで起きてるのと同じ状況なのです。
すでに邦人の犠牲者も出ており、マスコミでも連日取り上げられているところですね。
軍の介入と言うと、残念ですがわたしには、昔、中国で起きた天安門広場での事態収拾が想起されるのです。
国の情勢が不安定になれば、その器の中に納まるすべてのことが掻き乱されること必至です。
様々な心配が募ります。
それでも、人はたくましいもの。
なにがあろうとも、生きていこう、向上しようという意志によってチャンスを掴んで行くものだと信じています。
国勢もまた、地震の揺り返しのようにふたたび、自然にみえるようなたおやかさで正道に戻るべく回帰することと想像します。
いまがどのようであれ、向上や成就を臨むものは、かならずそれに至る道にたどり着きます。
それでも、時間ばかりは無情に過ぎて行くもの。
願わくば、ジージャーやピンゲーオ監督には、もっともっと日本という市場と縁を深めておくという保全の手法をとって欲しいものです。
思いはそれぞれでも、時間ばかりは、ヒトの手でどうなるものでもあませんので。
それでも、内情の実態は不明のままです。
渦中にあってもなお、ジージャーの次回の作品の進行が、予定に沿って進むのであれば、それはそれでよいのですが．．
