ルパン三世 Green vs Red 34

 

廃校の屋上、ヤスオの持っていたデーターを解析しようとして悪戦苦闘する次元の姿。

データーはまったく開かない様子。

持て余した次元は校内を散策、ひとり、誰もいない教室で惚けている赤ジャケットのルパンをみつけます。

「おう、次元」

「おう、じゃねえや。何を呑気に寝てやがんだ」

「寝ちゃいねえさ。なんかサ、懐かしいなあって思ってよ」

「んなワケはねえだろ、オメェいつから日本人になったんだ!」と、チョーク攻撃(笑)。

次元はあっさりと、この「ルパン三世」が、日本での幼少期を送っていない、外国人のルパンであることを口にしました。

国籍はともあれ、ルパン三世の血には、日本人の血が流れているのですが．．。

そして情報を開こうとする次元に、ルパンはあっさりと言い放ちます。

「んなもん開いたトコでロクなもん入ってねえょ」

「ええっ?」

「だってソレ、ニセもんだぜ」と、ルパン三世。

「おかしいな、あいついつすり替えやがったんだ」

「いやはや、ミドリちゃん、なかなかヤルわいな」