ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

ナウシカとジージャー

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ナウシカはたぶん、牡羊座生まれなんじゃないかな、とおもうのですがどうでしょうね(笑)。
ともあれ、気がついてしまいました。
やさしさと強さ、真摯なまなざしと卓越した運動能力。
いのちを見つめる慈しみのこころと、挑み続ける不屈の精神力。
痛みを知るひと。
これ、わたしが持つジージャーのイメージですが、そのままナウシカのキャラクターでもありますね。
もし「風の谷のナウシカ」が実写映画になる機会があるとすれば、いわゆるアイドルとしての普通のタレントで彼女は演じきれるものでしょうか。
宮崎監督はよく、テレビで人気のあるような既出の声優さんに主演のキャラを演じさせることを嫌ってきたひとです。
ましてや実写でナウシカを演じる女優自身のキャラクターなんかは、ずいぶん吟味されることになると察するのですが、そういうメガネにかなう女優さんて、ほんとうにごくわずかかもしれませんね。
むかし、あるテレビ番組で、大江千里さんの司会のもと子どもたちが描いた絵を、ゲストの宮崎監督にみてもらうという場面で、宮崎監督は子どもたちの絵を評することをかたくなに拒んでいたのが強く印象に残っています。
宮崎監督いわく、ぼくはいいかげんなことはいいたくないから、なら、見ないほうがいいのだから、との弁なのです。
これを「おとなげない」というのはたやすいことですが、たとえばあなたになら、そんな態度を電波のなかでほんとうに真似出来るでしょうか。
それぞれは、こころのカタチです、勇気のあることだとおもっています。
で、そんな真摯なおもいを貫く方が描き出す世界へのメッセージの体系こそが、くだんの「風の谷のナウシカ」の世界観だといえるでしょう。
わたしは何度読み返してみても、「風の谷のナウシカ」に感動してしまいます。
特にオーマやテトやチククの存在にはヤラれてしまうのですが(笑)。
そしてエヴァのことを考えているうちに、ああ、なんだ、と、気付いてしまったのですね。
ジージャー、ナウシカそのものじゃないか、ってことに。うーん..