ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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バナナだ。

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ひとつの映画として今回の「踊る大捜査線」を楽しめたか、と訊ねられれば、おもしろかったです、と答えます。
バスで突っ込んで来るってのは..とか、SATや爆弾処理班や木島さんや、クモを暴走させた犯人のことはどうなったのとか、いろいろとありすぎて、とても「最後」とはおもえないところなのですが、まあ、最後とかどうとか関係なく、大画面で見る音と映像の迫力を考慮した、「映画」としておもしろかったとはおもうのです。
ひとつの部署に現実的にこれほどの長い年月、同じメンツが転勤もなく残り続けるというムリは、そのまま金八先生の設定のムリと同じで、演じるひとびとの年齢をそのまま中心に据え続けても限界があるのは自明の理ではあります。
でも、世代交代が出来なかったという点からみれば、これはもう、ただの失敗でもあるのです。
世代交代のその成功例としては、アメリカのテレビ作品「スタートレック」があげられますね。
ああいう見本のあとに、踊る大捜査線があるのですから、学ぶべきだったとはおもって見てはいたのですが、やっぱりダメでしたね。
関係ないですが、わたし、ある時期(パート5くらいかな)から、3年B組がエンタープライズのブリッジに見えてしかたがないという思いをもっています(笑)。
それにしても「踊る大捜査線」、これでいいのかなあ。
一説では、ある時期に「踊る大捜査線」は「SP」との融合をはかろうとしたという与太話もネットでみかけたりしたのですが、まあムリありすぎですね。
でもそういう方法に近いやり方で、10年後の未来に「踊る大捜査線」を繋いで行くという手はあるのです。
たとえば湾岸署がまったく絡まない、駆け出し警察官のおハナシを1クール製作する。
ハイパーリンクはカエル急便とキムチラーメンだけ(笑)。
2クール目で主人公の転勤に、一部の旧湾岸署メンバーが絡む。
そしてSPで、和久さんのように現場の鬼で通っているベテランのあのコートを着た刑事が主人公と出会って..とか、そんなふうであれば、未来は繋げるのですけどね..