ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

いろんなハニー

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過去40年のあいだにさまざまなキューティーハニーが生まれてきました。
でもその基本設定はいっしょです。
’〃酣郢里つくった
空中元素固定装置をもつ
G郢里量爾鯡呂靴織▲鵐疋蹈ぅ
で、如月博士がパンサークローに殺されたことで、戦いに巻き込まれて行く、というものです。
しかしさすがに40年の歳月を費やしていますので、派生した設定が追加され、いまやそれらに関しても定着しつつある状況ですね。
具体的には
.轡好拭璽献襪魯魯法爾好き
△ならず「なっちゃん」という子が絡む
J語りは決着がつかない
という点などです。
そして最新の上書きが「キューティーハニー THE LIVE」ということになるのですが、これはこれで秀逸な物語りでした。
これらのうち、キューティーハニーFだけはなんとなく決着ついちゃってる風ですけど、ハニーの子とか出てきていて、物語りがまだまだ続きそうですし(笑)。
こうした流れのなか、圧倒的にその設定が秀逸なのは、「OVA新キューティーハニー」でしょう。
このお話しは、一連のキューティーハニーの物語りのなかで唯一、ハニーの宿命とハニーの未来に完全な焦点をあてた物語りで、長い年月をかけて9話までが発表されています。
ハニーが生まれてから100年くらいの後、いつか復活するであろうパンサークローの存在とたたかうため、自分の記憶を自分で消しながら、ハニーは時間のなかをさまよって生きています。
だから言い換えるなら、ひとつの時代の戦いを終わって、パンサーゾラがふたたび邪空間に消え、現実の世界がまた危機を迎えるそのときまで、ハニーは自分を封印してまたときの流れのなかを生きていかなければならないという設定なのですね。
だから仮にその時代のひとたちと仲良くなりすぎれば、100年を生きることの出来ない生身の人間はハニーの見た目の年齢をこえて老い、そして死んでいってしまうことになるわけです。
この現実がハニーを苛み、ハニーはひとつの時代の区切りごとに苦しみながら愛するひとびとのもとから去っていかざるをえないということになるのですね。
永遠を生きることを宿命にされたハニーの哀しみがそこにあります。
スゴイでしょ、この物語りの設定。
でも残念なことに12話の予定だったこのお話しは、都合で9話で終わっているため、その深淵な設定をファンに伝えるに至っていないのです。
「名前や髪型が変わっても、わたしを見つけてね」と、エンディングテーマがかなしくこの設定をうたいます。
いいですね。
続き、つくりたいなあ..