ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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ザ・シンプソンズのこと 1

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パロディーをきわめて上手に扱うアメリカのアニメ番組「ザ・シンプソンズ」。
あらゆる作品をおちょくりまくりで、大体、外国の文化を扱う回なんかはその国で放送禁止になったりする過激さを持ちあわせていて、実にキレがいいのですね(笑)。
ちなみに日本を訪れる回の放送も、わが国では放映禁止になってしまっていますが、まあ、とんでもない内容なので(天皇陛下にあんなことをするなんて...)しかたないと思いますが(笑)。
ともあれ、そのザ・シンプソンズで扱われるものは、何よりも「一流」であることは間違いがないのです。
そのシンプソンズにたびたび扱われ登場して来るのが、当ブログでもとりあげている大昔の英国のカルト番組「プリズナー癸供廚覆里任后
スタートレックサンダーバードならともかく、どうしてプリズナー癸兇覆里と言えば、察するに製作スタッフがそういう作品に影響を受けているからにほかならないのでしょうね。
そういえはこれもブログで取り上げたことですが、最近もプリズナー癸兇魯螢瓮ぅされていたりして、アングラな人気がうかがえるのですが、ここらへん、日本とは大きな温度差が感じられますね。
温度差といえば当のザ・シンプソンズそのものが、世界中での盛り上りに反して日本では冷めまくっているのも不自然なところだと思います。
これはもう、なにより「触れる機会」が希薄だったことが最大の原因だとしかいいようがありません。
WOWOWでスタートし、FOXでいま、かなりぞんざいな扱いを受けているということがそもそものネガ要因なのだと思うのですね。
イチバン気に入らないのは、声優さんの吹き替えが絶えて久しいという点です。
映画公開のときは特に大変でした。
シンプソンズを好きでもない所ジョージさんや和田アキ子さんらが、熱意も薄く主役を演じお茶を濁しまくりという悲しさでしたが、これにはファンもさすがに声をあげ、DVD化の際にはオリジナル声優さんたちによる吹き替えが実現しています。
ルパン同様、この作品に携わる声優さんたちももうずいぶんご高齢で、亡くなられたかたも少なくはありません。
それだけに、「いま」という時間を大切に考えていただきたいとFOXには思うのですね。
この作品に関わる声優さんたちのうち誰ひとりとして「トシだから疲れた」とは言っていないのですから。