ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

Juk-ka-lan 劇場公開前視聴 6

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世界への配給を前提とした映画として「ジャッカレン」を見るなら、なるほど多くの手直しは必要になるなあとは感じました。
ストーリーの設定詳細はわからないままですが、それでもこの物語が「運び屋」と「組織」の違法なやりとりを扱ったお話だというのはわかります。
ここらへんをどのように解釈するかは、それぞれの国の文化の問題も大きいと思います。
前半から何度も小人症の人たちが出てきますが、世界に向けてはこれをどう扱うのでしょう。
日本のメディアでもむかしは白木みのるさんや多くのプロレスラーの方たちをお見かけしたものですし、世界的にはゲーリー・コールマン(アーノルド坊や)さんなど、著名な方がたくさん輩出されていますが、日本ではここ十数年の間にそうした人たちはテレビの中から消えてしまっています。
いろんな人たちの職業のことを前向きにとらえることこそ、本来は健全なことのはずです。
でももう、メディア先行で文化が牽引されてしまっているこの国では、普通の健全な精神に根付く現実すらも許容できないような気もするのです。
インターナショナル版の変更箇所が、こうした問題の消化を目したかどうかはわからないのですが、映画そのものはわかりすく秀逸なセンスを感じさせるものですし、そうしたエッセンスが剥がされることなく構成されているものなら、アリなんじゃないかなあと思うところなのですが..