ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

Juk-ka-lan 劇場公開前視聴 7

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あらためて、映画「ジャッカレン」はかなり上手にジージャーの魅力を引き出してくれているなあ、と感じているところです。
その最たる部分は登場人物や舞台背景を含めた「色使い」の設定にも見ることが出来ます。
他の登場人物が多く、白や淡い色や原色系の色使いの格好をさせられているのに対して、主たるシーンでのジージャーの服装だけが上下黒の出で立ちで、そのシャープさが際立っているのですね。
しかも下げているバッグには上手に原色のパッチワークを使っていたり、モノトーンの自転車でイメージが統一されていたり。
以前から話題の(笑)女子高生ルックの女性は「キル・ビル」のGOGO夕張(栗山千明さん)あたりを意識してのもののようですし、マムさんは「男たちの挽歌」を大いにパロってますし、こまかなところにいろんな演出が見受けられるのです。
劇中、ジージャーは巧みに自転車を武器として扱うのですが、ジャッカレンの続編が作られるとするならここらへんのアイデアはどんどん膨らまされるのだろうなあと感じて見ていました。
直接の格闘だけでなく、こうした「小道具」の扱いに熟練した演出を印象づけるということは大切なことではないでしょうか?
これはたとえばリーのヌンチャクであり、ジャッキーの椅子であり、鉄矢さんのハンガーに(笑)相当していく可能性をひそめているのですから。