ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

キャプテン・フューチャーの夢

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わたしのiPodにはランダムに大量の音楽が入っていて、もはや何がどのタイミングで廻って来るのかもわからないような状況です。
プレイリストも、そもそも仕分けるにはそれなりの時間を要するものですし、あんまり役には立っていません。
で、今日もナニゲにそのiPodをクルマのAVNにつないで聞いていました。
前にイグニッションオフしたときに演奏されていたトコロからの続きではじまるのですが、ちょうど大野雄二先生のタイミングです。
ルパンの関係の曲が流れて来るものと、フツーに聞き流していたのですが、かかってきたのはキャプテン・フューチャーの主題歌でした。
愛すべきNHKのやっつけアニメ作品、同じころに未来少年コナンやニルスがあったのに、そのテキトーな作画と動きに驚かされた、あの、キャプテン・フューチャーの主題歌です。
実はわたしはこのキャプテン・フューチャーが大好きでした。
この作品はずいぶんあとになってから衛星放送で再放送したのですが、それまではなかなか見返す機会も与えられなかった作品です(NHKのライブラリーでは貸し出しがあったそうですが)。
でもわたしの記憶には、その物語と音がくっきりと刷り込まれていたのです。
実はわたし、放送初日から最終回までの全話をリアルタイムですべて録音していたのですね。
だからその「物語(脚本)」の出来と広川さんを中心としたベテランの声優人の演技だけがわたしの記憶の中にキレイにインプットされたワケなのです。
でも「絵」はほんとうにヒドかったあ。
この時期、テレビの画面をカメラで撮影するという手法(笑)をマスターしたわたしは、当時のアニメ作品をけっこうフィルムに撮って残したりしてたのです。
だから動かない「絵」はけっこう残せました。
でもその動いていない絵を見てさえ、どれだけ作画が荒れていたのかがわかってしまうのですね。
当時の東映アニメは、外国への発注製作がほとんどで、絵ごころのない流れ作業的な出来の「紙芝居」にはほんとうにガッカリさせられたものです。
それでも4回に一度はマトモでした。
よく見るとわかるのですが、このお話しは4話で1エピソードになっていて、その最初の1話ごとは、メインの作画監督がかかわっていたからのようです。
あとは韓国での製作、なかなかキビしい絵が続きました。
でも、好きだったのです。
1話から録音をするくらい、掛け値なしに好きだったのですね、その原作が。