マンサンコミック チョコレート・ファイター

マンサンコミックの「チョコレート・ファイター」を、今回のお休みの楽しみにとっておいたのですが、さきほど読み終えさせていただきました。
連載中も読んでいたので、おおきなストーリーの流れは把握していたのですが、単行本化にあたって構成を再度お考えになられたらしく、深いお話に仕上がっていたのがとてもうれしかったです。
森川ひさし先生、ありがとうございました。
あとがきを勝手に抜粋させていただきますが、どうかご容赦くださいませ。

「僕も映画をご覧になったみなさん同様、
ジージャー演じるヒロインの超絶アクションに度肝を抜かれ、
ゼンというキャラクターの深さに魅了されてしまった一人です。
ジージャーはアクションだけでなく、仕草や表情など、
演技の一つ一つが素晴らしく、難しい役を見事にこなしていると思います。」

漫画化にあたっての物語りの再構成手法や、物語りへの理解という点で、森川ひさし先生の狙いはまったく的を得ていると感じました。
加えてゼンを描くにあたって配慮のあった障害の問題へのアプローチにも愛情が感じられて、物語りの括りがあたたかな思いに決着していることも素晴らしいと感じました。
こちらのコミックに関しても、機会を築きながら応援させていただきたいと思います。
映画版への理解を深めるためにも、ぜひ、みなさんも読んでみてくださいね。