ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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レイジング・フェニックス 再考

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たとえばこれから10本のジージャーの作品が揃う日が来たとしたら、そのときレイジング・フェニックスはどのような位置づけになるのでしょうね。
10本もの作品が並ぶときには、それぞれが独自の特徴を評価されることだと察するのですが、いまはまだ、そういう「群れ」が存在していません。
何年もの歳月をかけて制作された「チョコレート・ファイター」と、短期間に、しかもたくさんのジージャーの変化を詰め込んで出来上がっている「レイジング・フェニックス」を、映画のその完成度の面ばかりを意識して比較してしまうことは、根本的に間違いなのかもしれません。
それでも、生まれてきた「作品」に、後付けの言い訳を固めて「理解してね」とヒトにすすめて評価の底上げをお願いするというのは、私にはどうにも潔くなくて出来ないトコなのです。
ただ、ちょっとそれ、間違いだったかなあ、と、最近、感じはじめてきております。
というのは、NAOさんの「ハートは元気!」http://amovieiavitamin.air-nifty.com/haert_ha_gennki/を読んでからなのですが、わたし、決してレイジング・フェニックスのすべてを理解していたとは言い難いというコトに気づいたのですね。
先日の大阪アジアン映画祭での「レイジング・フェニックス」上映は、先にパッチワーク的に自分が知っていたソレとは違ったインパクトのあるものだったと、その記事から素直に感じた次第です。
なるほど、大画面で、かつ正しい訳で、あの映画を感じるという体験を、わたしはまだ出来ていないのです。
大枠の「訳」を拝見しただけでも、正直、いままでとは違う感想が生まれ始めています。
これはもう、やっぱり国内版のDVD、私のためにも(笑)ゼッタイ必要ですね。
いえ、冗談です。ジージャーの魅力をより多くのヒトに知ってもらうためにも、国内版DVDが発売され、ジージャーに触れる機会が増えてくれれば、と、感じるとこです。
考えてみれば、この映画から入って、次ぎに「チョコレート・ファイター」を知る、というヒトがすでに存在しはじめているのですから、こういう順序もアリなのですね。
頑なに、入り口にこだわることで、機会を狭めてしまうような空気はよくありません。
先入観なくこの映画のジージャーの演技やアクションに触れれば、多くのヒトたちがおのずと、その魅力に引きこまれて行くことでしょう。
ジージャーファンが増えて、ジージャーの活動の場が広がることはとても楽しみなことです。
ぜひ、DVD発売、実現して欲しいものですね。