ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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タイ映画「チョコレート・ファイター」の謎 2

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それからこの映画の分類の問題です。
公開直後からよくカンフー映画のカテゴリーとして語られることの多かった「チョコレート・ファイター」なのですが、はたしてこの作品、カンフー映画でしょうか?
実際問題として、ピンゲーオ監督が製氷工場のシーンで明瞭にブルース・リーへのオマージュを定義しているので、そこらへんのジージャーのアクションはカンフーには違いありませんし、ジャッキー・チェンを意識した展開も随所に見受けられます。
ただ、ラストに近くなるごとにジージャーが「ゼン」として繰り出すのは、ムエタイとテコンドーの複合した闘い方です。
アクション映画であることは確かな「チョコレート・ファイター」なのですが、このままカンフー映画としてプロットされていていいものなのでしょうか?
まあ、それはそれでおもしろくもあります。
たしかにカンフー映画そのものが多様ではありますし。