ルパン８世

大昔のことですが、アニメージュという雑誌にある記事が出ていました。
それは故荒木伸吾先生の絵による未来のルパン三世の物語「ルパン８世」のパイロット版でした。
そのころはユリシーズ３１やその他もろもろの(一部はいまだに)日本ではおめにかかれないような作品が山ほど存在していたころです。
ルパン８世にしても、そういう作品群のひとつということで、いつか整合性なくふいのお披露目になるのだろうなあと眺めていたのですが、これは完全なお蔵入りになってしまったようです。
そののち「ルパン小僧」などの「ルパン三世」ののちのエピソードが描かれはしたものの、こうしていまだにルパン三世自身が現役なのですから、バトンは渡らないのですね。
そんなワケでもう二度とお目にかかることはないだろうと思っていた「ルパン８世」ですが、３月に発売される「ルパン三世 Master File」に収録されることが報じられてびっくりです。
いまさら、ではありますが、懐かしくもあります。