泣きべそ

先の東北大震災のために映画『唐山大地震-想い続けた３２年-』の公開が延期され、それと同時に一青窈さんのイメージソング「泣きべそ」の配信も延期となりました。
それはしかたのないことだったと思います。
その後、この歌は５月のコンサートにて初披露となります。心情も察します。ずいぶん時間を要しましたが、ここのところは精力的な活動を展開している窈さんです。
震災後は苦しい精神状態を経験した窈さんでしたが、現在は「何が出来るか判らないけど、立ち止まらないで、一つ一つ積み上げていきたい」という気持ちが強くなり、デビュー当時のように裸足で歌唱しているということです。
MIXIなどを拝見していると、電力のあり方にいっしょうけんめい思いを及ばせている窈さんの姿がうかがわれます。
次のコンサート・ツアーでは愛知県は瀬戸市にも来るとのことですが、たくさんの人が楽しみにしています。
今回の震災は、たくさんの問題を浮き彫りにしました。
わたしもこのことで苦しみましたが、いまもなお晴れることはありませんし、これからもいろんなことを考え、行いに結びつけて行くことになるとおもいます。
その点、わたしと違い窈さんのコトバや行為にはおおきな力が伴っています。
悩み、苦しむひとが、痛みながら生み出して来る想い。
わたしは彼女のあたらしいメッセージを待ちたいとおもいます。
今後とも、彼女の活躍に期待しています。