ジージャー・ヤーニン応援ブログ

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SPACE BATTLESHIP ヤマト 2

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映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は、セディックインターナショナルと株式会社エナジオという会社の西崎彰司さん(西崎義展さんの養子の方です)の協力の下、西崎義展の許可を得て製作開始された作品だと説明されています。
この作品の直前に、アニメ映画「宇宙戦艦ヤマト復活篇」が公開となっていて、それから実写版に至るということですが、つまりはコンテンツとしての宇宙戦艦ヤマト復活のキャンペーンの繋がりだと考えると理解しやすい流れなのです。
いずれにせよ、これら一連の流れが、西崎義展さんの仕掛けであることは明白です。
大変精力的な活動だなあと、おこがましくも感心するのです。
西崎義展さんを巡る黒い歴史は、マスコミの格好のメシのタネではあります。
笹川陽平さん、創価学会ジャニー喜多川さんとのカンケイからはじまり、脱税、覚醒剤所持、武器密輸、利権裁判、等々。
凡俗の人間の辿る道のりではありません。
私は西崎義展さんのそれぞれの問題に対して、十分に理解を及ぼし得ているとは言い難いという点を鑑み、安直なコメントは避けたいとおもいます。
それよりも、ここでは「個人的に感じる西崎義展」という人物とヤマトのことを語りたいと思うのです。
うさん臭いから、私が誰かを嫌うかというと、なんというか難しいトコですね。
なりふり構わず進まないと届かない峰もあるのは事実。
ただ大事なのは、ソレがほんとうに欲しいものだったかどうか、そのことはよく考えてみたかどうか、なのだと、年月が教えてくれるのです。
75年という時間を培ってきたヒトの、いま、ひとつの結果をみると、感慨深いものもあります。
さて、「わたしのヤマト」のお話です。
実は子供のころのこと。
年賀状があまったので、西崎さんにお手紙を送ったことがあるのです(笑)。
宇宙戦艦ヤマトの大ファンだったので、さんざんに悪口を書いて(笑)。
気に入らなかったのですね。
作品がどんどん商業主義に過ぎていくことが。
愚痴です(笑)。
でも、わたしはびっくりしました。
なんと、西崎義展さんご本人から、手書きでびっしりと返事が書かれてきたのです。
内容はここでは伏せますが、まあ、完敗です(笑)。
この方がどれほど「のけもの」にされ、きびしい状況をくぐり抜けてなお、挫けずに、その意欲を失くすことなく進み、結果として、どのように意欲をカタチにしたのか。
それがあの金字塔的作品でした。
そのころ、子供のわたしにはそういうことが何もわかってはいませんでした。
いまはよくその「意義」も「情熱」の熱の痕跡についてもわかります。
偉業だとおもいます。
なにより、その後の人生においても自分には真似できないコトであったのは事実でした。
真っ黒な方ではあります。
でも、その大きなひとの携わった「情熱の痕跡」は、観てみたいと思うのです。
木村拓哉さんが演じる、古代進を。
ひとりのオトコが追い求めた、夢の軌跡を。