ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

今日から俺は!! 4

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年末に放映が終了したドラマ「今日から俺は!!」ですが、この話題の前にひとつ。
先にもふれてましたように、新作の「今日から俺は!!」が、新連載でスタート、しかもおおきな博打をうってきました。
42歳になった佐川を主人公に、三橋たちが高校生の姿のまま召還されて...というものなのですが、そこで向き合う問題がドメスティックバイオレンスときている。
じつは西森先生の作品、「道士郎でござる」あたりから、理不尽な暴力への向き合い、というテーマは掘り下げられはじめていたのですが、「鋼鉄の華っ柱」以降ではもう、真ん中におかれた題材になっていましたし、そののちの展開では原作提供も含めて、つとに顕著に扱われている題材です。
「いま」をえがこうとするのなら、これは真正面、ど真ん中のおはなしなのかもしれませんね。
ちなみに、時空をこえる、とかは「柊さまは自分を探している」で、発想を多様にする方向性には至っているので、そんなに驚きはしないのですけど...それでも、伊藤、三橋コンビでそれを!! とはおもうところです。
いやあ、たのしみです、これからの展開。
こうした発想の多様さを許容しながら、そこにしっかりと肉付けをして骨子を成りたたせていく、というのは、実に見習うべき姿勢です。
それはもちろん、作品づくりということにおいてということではあるのですけど、行動の指針をかたくなにせず、柔軟に変化を受け入れて華を咲かせる、というのは、いまからの時代を生きていくすべてのヒトのこころがまえとして必要なものであり、生き残っていこうとする姿勢のあるべきカタチなのではないでしょうか。
かえりみて、ジージャーや、ジージャーをとりまくひとたち、もちろん、わたしたちも含めてのことですけど、こういう姿勢、見習うべきことだと察します。
ガンコで一途、すばらしいことですので、その真摯さ、全方位にしてみればいいワケですが、そう思い立つとき、ヒトは、その実は自分がちっとも多様ではなく、一途という頑なさにしがみついているだけだということに気付くものです。
願わくば、変わろうとこころみること。
もう、そうしなければ、なかなか生き残ってもいけない時代が来ているように感じています。
そんななかですが、こうしたすぐれたコンテンツがふたたびのように掘り起こされ、多様にあたらしい華を咲かせていく「いま」は、とてもたのしく、うつくしいものだなあ、ともおもうところです。