ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

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流行りの多くのJ-POPが、なんだかどこかでいつか聴いたことのあるような曲ばかりになってしまっているのと同様に、2016年現在、いろんな映画作品もまた、いつかどこかで見たような気にさせるものばかりになってしまっているという現実があります。
そりゃあ、これだけたくさんの映画が生れたわけですから、何かはどれかに似ているのはしょうがないわけで、奇をてらうばかりの新規さというのも意味がありませんし、こういうものなのだと、誰しもどこかであきらめてしまっていることでしょう。
しかし、魂を揺さぶるような経験を提案してくるホンモノの映画が、そんなに退屈に、どうでもよいものに映るはずもないのです。


シグナル
サンバ
ワイルド・スピード
サン・オブ・ゴッド
6才のボクが、大人になるまで
インヒアレントバイス
マッハ!無限大

期待して見た「6才のボクが、大人になるまで」は、欧米人は結局マリファナなしでは人生を埋められないのだというメッセージを固めてくれたゴミ作品でした。
こうしてハリウッド作品をサンプルしていくと、やはり、その国の国民がもとめる「納得」にむけてこびをうっている商業スタイルでの作品造りがハッキリみえてきて、なにか、映画をエンターティメイントとして評しようというわたしからすると、プロパガンダにしかおもえなくなってくるのですね。
一方で「サンバ」は、これもまた依存の問題と切り離せない作品ではあるのですが、それでも米国が舞台ではないだけ見るべきものを感じさせてはくれました。
そしてタイ映画、われらが「マッハ!無限大」ですが、個人的には好きな作品です。
ただ、この作品、「観客の用意する既存のビジュアル・テンプレート」をぶち壊そうというすぐれた試みを成している一方で、こういうストーリーでは結局、俳優の演技も観客の納得もどちらも得られなくなるなあ、という危惧をひろげるばかりの一作として残念にもおもうのです。
ピンゲーオ監督の普遍的な弱点は、シナリオやシノプシス固めに時間をかけないということに尽きて、現に時間をかけられた作品には成功がみられるのです。具体的には、「チョコレート・ファイター」がまさに
それにあたりますね。


ゴーン・ガール
アベンジャーズ AGE OF ULTRON
ミッションインポッシブル
トランスポーター イグニッション
ターミネーター 新起動 ジェニシス
ライク・サムワン・イン・ラブ
ビッグゲーム 大統領と少年ハンター
ルーシー

このクラスの作品になると、もう、ジージャーへのオファーが遠く感じられ、語るべくもないと察せられるところです。
ジージャーがいずれかの作品でメジャー評価を得たそののち、こういう作品に繋がっていくのだとおもうのですが、同時にそれは「世界中の評価を稼ぐ」段階のあり方であって、どうにも、もう訪れていなければならない時間のはずなのですが..
そんななか、「ライク・サムワン・イン・ラブ」のみが異質です。
この作品はネタバレさせるべきでもない作品だとおもうので、まずはみなさんも一度ご覧になられることをおすすめします。そのうえで、なんだこりゃ、と、おもわれることも察するのですが、そこらへんの受けとめかたが、自分の映画観賞のチカラを試すところだともおもうのです。


HERO
まほろ駅前狂騒曲
太秦ライムライト
マッドマックス 怒りのデス・ロード
パーフェクト・メモリー

コンテンツとしての「まほろ駅前狂騒曲」のムーブメント、そして世界観を評価します。ジージャーがこのレベルのコンテンツに出逢い、それを自分のものに出来るのなら、こういう流れはもっとも優れた展開のひとつということになるとおもうからです。
一方で、容易にハマってしまうことが目にみえるのが「太秦ライムライト」のあり方ですが、こういう展開は、いまのジージャーがもっとも陥りやすいスタイルでしょう。
ファンは、ジージャーがこの世界に落ち着くことを危機感をもって否定すべきだと、わたしはおもうのですが..