ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

宇宙キター!

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先日、モニタリングという番組で、福士蒼汰さんが戸越銀座に突然あらわれたら、という企画があったのですが、それがとても印象に残りました。
現在のイケメンナンバーワン俳優の福士さんですが、とてもやさしい方で、気取ることなく気さくにいろんなひとたちに接するのですね。
で、そんななか、八百屋さんをたずねて、「ぼくのこと、わかります?」とたずねる福士さんに、八百屋のおかみさんは即答で「わかります、宇宙キター!」というのです。
仮面ライダーフォーゼですね。
40周年、第13作として制作された仮面ライダーフォーゼは、311震災後の初の仮面ライダーとして、いろんな想いをこめてスタートした作品でした。
生きていくことへの応援と勇気、なによりも明るく積極的に活躍する主人公こそ、この作品のまんなかに置かれた象徴でした。
そしてその主人公の出で立ちは、短ランにリーゼントという昭和の不良のような高校生という、なぜ、どうして、と思わざるをえなくなるスタイル。
それを演じるのが、福士蒼汰さん。
このあと、福士さんには「あまちゃん」で種市先輩の役がまわってきて、またまたイメージの枠をおおきくひろげていくことになるのですが、なによりも、まずはこの仮面ライダーの印象がみなさんのハートをガッチリつかまえたというところなのだとおもいます。
たしかに、近年の仮面ライダーにはイケメン俳優起用が盛んではありますが、ただ、福士さんの請け負ったのは、リーゼントと短ランの高校生役です。
でも、その「囲い」のなかにかくされたはずのカッコ良さを、おおくのひとたちが発見し、好ましく感じたのです。
仮面ライダーシリーズは、このフォーゼ以降、特にウィザードで、アクション映画もかくや、とおもわせるほどのハイレベルの格闘をみせていくことになります。
福士さんはご自身でもアクションをこなせて、バク転が得意だというほどの運動神経の持ち主です。
ただ、主立ったアクションを前に出す類の作品には、仮面ライダーは別としても、ほとんど携わっていない現状があり、彼の評価はもっぱら純粋にその演技によるものなのです。
このこと、とても重要なことだと思うのですね。
ちょっと掘り下げて考えていきたいとおもいます。