ズレ

わたしはジージャーが、髪をひっつめてトレーニングしてる写真ばかりが露出することで、ファンや映画関係者がみたらそれをどんなふうに感じるだろうか、とか、そんなことを考えてしまう人間です。
ああ、がんばってるなあ、とか、そんな悠長なふうには、写真ひとつとっても、けっして思えないほど、彼女のことを気にしているのです。
積み上げられて行く印象が、次の機会を造る、これはあたりまえのことであって、ましてやコトバを異にする文化のなかからの情報発信は、どうしたって「見える」部分に依存することがほとんどすべてになってしまうことを知っているから、でもあります。
些細なことでも、勝手なことでもありません。
少ない情報の披瀝のなか、いま、ジージャーがどう見えるか、どう見られていくか、は、実はこれから１０年のジージャー自身の動きを左右することだとも思うからです。
妊娠、結婚、移籍、再起、ジージャーのひとつの「区切り」が終わり、次なるジージャーの物語りを紡ぎはじめる「いま」だからこそ、そのことはとても重要だと思うのです。
そこにきて、この髪型です。
変化を受け入れましょう。
しかし、行為にはすべて意義も責任も伴います。
多く、申しません。
変わって行くことを覚悟したジージャーであれば、その成果も示してくれることでしょう。
それは想像ができるのです。
ただ、ほんとうに、その方法やその「顕れ」でなければならなかったのでしょうか。
何かがズレているのでは、いえ、ハッキリ言えばジージャーを囲むひとびとの、つまりは「周囲」の連中のズレ、それを感じています。
ともあれ、そんな懸念も吹き飛ばしてくれる活躍に期待するばかりです。