ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

ウルヴァリン : SAMURAI

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世界中のひとたちが、日本の女性はカオがひらたくて目がはなれてるのが美しいことの基準なんだなあと思うきっかけになったであろう「ウルヴァリン:SAMURAI」です(笑)。
この映画を見ると、なんとなくハリウッドという存在のメッキがはがれてくる思いに駆られるのです。
まあ、ステレオタイプのアジアのイメージを払拭しきれるような作品は、やはりアングロサクソンにはつくれないのかもしれませんが、その視点の誤りと勘違いを活かして、ポップな作品を導き出すのはオモシロイことなのかもしれませんね。
女優,俳優はだれも、メジャーを志向するときどうしても「ハリウッド」というおおきな存在を意識してしまいます。
それでいいと思うのです。
ただ、ハリウッドもまた勘違いの中で幻想を見ているのだという現実を踏まえて関わっていかなければ、間違いが起こります。
遅かれ早かれジージャーも、ハリウッド作品に関わる日が来ることでしょう。
そのとき、この「勘違い」を逆手にとりながら、ジージャーがのびのびと八面六臂の活躍をすることにしろ、いま、ジージャーがどのような作品に関わり、どのようにその才能を表現して行くかにかかっているわけです。
そういう意味でも、実はジージャーの次回作、つまり「トム・ヤム・クン2」のあとに来る作品は大変な重要度をもっているのですが、ジージャーの周囲のひとびとはどれくらいこのことに気付いているのでしょうね。
危惧してしまうところなのです。