ジージャー・ヤーニン応援ブログ

いいえ、女優ジージャー・ヤーニンを応援するブログですとも。

クロエ・モレッツ

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「キックアス2」が来ます。楽しみですね。
ヒットガールのキャラクターは、ポップで洗練されているので観る側を楽しくさせてくれるのですが、ご存じのように実際には残酷なアクションを見せるヒロインです。
にもかかわらず観る側が彼女に感情移入できるのは、彼女の感情の変遷がわかるからですね。
映画としての、観客とのシンクロ。
つまりここらへんの演出が、ジャッカレンに足りなかったのです。
ジージャー・ファンの側からはどうしても擁護を申し出てしまうものなのですが、公平にみてこうした部分はまだまだ映画として未熟だと感じています。
キックアスもアクション映画ですが、これはエッセンスとして語られるのみであまりアクションを「さあどうだ!」と訴えるものではありません。
ジャッカレンはコメディですが、アクション映画として期待が厚すぎてそこばかりの評価の対象とされてしまった感が大きいですね。
しかしそれもまた、映画を発信するプロモーションの失敗、辛辣ではありますが熟慮のなさの結果です。
ではジャッカレン、映画としてはどうか、といえば、普通におもしろいのです。
で、アクションまでを包括して評すれば総じて傑作なのです。
にもかかわらず、評価の着信がブレているその理由は、とりもなおさずタイの映画のプロモーションの未成熟さの故でしょう。
ここらへんをしっかり省みないと、今後、ジージャーに何が巡ってきたとしてもよい展開にはならないことと思います。
クロエも成長して、とても前作の単純なイメージだけで括られる存在ではなくなっています。
これ、ジージャーをとりまく時間の経過と同じです。
こういう問題をしっかり学んで「チョコレート・ファイター2」を考えていかないと、監督、これ、タイヘンなことになっちゃいますよ。